自律神経の働き |
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自律神経の働き
自律神経は循環、消化、代謝、呼吸、分泌(ホルモン)、体温の維持、排泄、生殖、免疫など、多くの身体機能を調節しています。
自律神経と血流
自律神経は血流を調節しています。副交感神経優位の時、血管は広がる方向に作用します。
反対に、交感神経優位の状態が続くと、筋肉は緊張し血管は細くなり血圧は高い方向に作用します。
自律神経と内分泌系
自律神経は内分泌系も調節しています。
ホルモンはからだの内外で起こった現象に対応するために特定の器官で合成分泌される生理活性物質です。
ホルモンには甲状腺ホルモンや甲状腺ホルモン刺激ホルモンなど様々なものがあります。
ホルモンの合成や分泌は自律神経で調節されています。
自律神経と免疫系
自律神経は免疫系も調節しています。
白血球には大きく分けて顆粒球(かりゅうきゅう)とリンパ球があります。
顆粒球は交感神経優位のときに増加する傾向があります。
リンパ球は副交感神経優位の時に増加する傾向があります。
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