メタボリック症候群(肥満)
英語
Metabolic syndrome (obesity)
もくじ
執筆者
メタボリック症候群
自律神経がバランスを崩すことで肥満になることがあります。
メタボは動脈硬化性や心筋梗塞などの病気を起こす原因になるため注意が必要です。
メタボリック症候群と更年期
女性は更年期に入ると、今まで体を守っていた女性ホルモン(エストロゲン)が減るために、
太ってきたり、コレステロールの数値が上がったりする人が増えます。
肥満と生活習慣
肥満は生活習慣の影響が大きいようです。
太っているのは遺伝だと考えている人も、実はその家の生活習慣が太っている原因であることがほとんどです。
メタボリックの治療
肥満の治療の基本は運動と食事の改善です。
りんごダイエットやバナナダイエットといった偏った方法は体重が減ったとしても健康を損なう恐れがあります。
過度の食事制限もリバウンドの元となります。
エステで3ヶ月で5キロ減、などと言う過剰なダイエットも後々リバウンドで苦労をする方が多くおられます。
糖質制限ダイエットは、体重や脂肪を落とす効果はありますが、栄養のバランスが偏ることで、冷え性や便秘症になる方も多いので注意が必要です。
食事と運動のエネルギー
ウォーキング1時間でおにぎり一個分のエネルギーです。板チョコで言ったら半分です。
多くの方が食事のエネルギーを運動で消費しないまま、さらなる食事を取ると言う飽食の時代です。
メタボの未病治療
最近太ってきたなと感じたら、食事のバランスを考えながら量を相対的に減らしなるべく運動することをお勧めします。
鍼灸や整体で心身を整えて自律神経やホルモンバランスを正常化しようとすることも選択肢の1つです。
メタボリック症候群の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経穴の例:
お腹の中脘(ちゅうかん)など。
耳の神門(しんもん)など。
足の三陰交(さんいんこう)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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参考文献・引用
自律神経の名医が教えるココロとカラダの疲れとり大全
(著)小林弘幸
SBクリエイティブ
2021年02月20日発行
眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!
(著)日本文芸社
ワニブックス
2020年02月22日発行
自律神経失調症 肥満 関連外部リンク
食べていないのに太る!肥満者の7割が陥る「モナリザ症候群」の恐怖
DIAMOND, INC.
Obesity
WHO
Obesity and overweight
WHO
Overweight & Obesity
U.S. Department of Health & Human Services