頭部、顔面部、頚部への鍼
英語
Acupuncture to the head, face, and neck
頭部、顔面部、頚部への鍼
頭部は身体の一番上に位置し、人体で最も重要な働きを有する部分であり、心と身体の状態が最も現れやすい場所でもあります。
例えば胃腸の働きが不調の時、口角は下がりうつむき加減になったまま前を見るとおでこにシワがよります。
反対に、心身が健康的な状態のとき、口角は上がり、胸を張って顎を引く姿勢が安定するので、自然とリフトアップされた表情になります。
ですから、心身に何らかの問題が生じた時、周りの人が一番の指標にするのが表情です。
口角が下がり、ほうれい線が顕著になり、うつむき加減で、おでこのシワが目立った時、周りの人は、「どうしたの?元気ないね。」などと気遣ってくれるでしょう。
そのような状態が長く続く事で、顔のたるみやシワはより固定化されていってしまいます。このように固定されてしまうと、顔の細胞の代謝も低下していきます。
顔の細胞代謝が低下すると、張りやツヤが失われるだけでなく、シミやシワ、吹き出物等が出現しやすくなります。
この時、針で顔や頭周辺の筋肉を活性化させる事で、老化現象を食い止めるだけでなく、プラスのフィードバックを、心身に送ることになります。
口角が上がり、リフトアップし、顔の細胞が活性化することで、脳は心身の健全化の方向に動き始めていると勘違いして、健康的なホルモンの分泌を促す事で、心身の健康へと繋がっていくという仮説があります。
これが、顔針は顔だけのアンチエイジングだけでなく、心身全体への健全化につながると考えられる所以です。
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関連外部リンク
An acupuncturist and pain expert shares the 2 pressure points she uses to ‘quickly relieve headaches’
CNBC
Acupuncture
Cleveland Clinic