医療の功績と感染症
Medical achievements and infectious diseases
医療の功績と感染症
1929年に初の抗生物質であるペニシリンがイギリスのアレクサンダー・フレミングによって発見されるまで細菌による感染症の画一的的な治療法はなかったと言われています。
ウイルスによる感染症に至っては抗生物質のような治療法は見つかっていない。
抗生物質の普及、予防接種の義務化、公衆衛生の改善などにより、感染症を過去の脅威とみなす風潮もみられた。
耐性菌の出現、グローバル化による新興感染症の出現など、次々と新たな感染症が出現し、感染症が無くなるどころか、より深刻化した新たな状況が生じている。
最近では、病院内感染により薬剤でも対応できない新型の耐性菌が続出している。
何十年も前に受けた集団予防接種による感染症の救済制度があり、そのお金でまた薬物治療が延々と繰り返されている。
今我々に必要なことは、新しい技術や最先端の新薬よりも、むしろ昔ながらの耐久性のある「からだづくり」を見直すことではないでしょうか。