子宮内膜症
英語
Endometriosis
もくじ
執筆者
子宮内膜症とは
子宮内膜症とは、本来なら月経周期に合わせて子宮の中で厚くなったり剥がれ落ちたりを繰り返している子宮内膜と同じような組織が、
子宮内宮以外の卵巣や子宮の後面等の部位ででき、炎症や癒着ができて痛みを伴う病気です。
炎症を起こす原因
出口が無いので炎症を起こす!
子宮内膜と同じような組織も、月経サイクルにそって剥がれ落ちて出血を起こします。
子宮内であれば、剥がれ落ちた組織は膣から外部へ排出しますが、子宮外で剥がれ落ちた組織は行き場がなく、古い血液がたまったり、炎症が起きたり、癒着したりしてしまいます。
子宮内膜症の症状
強い月経痛、下腹部痛、腰痛、排便痛、性交痛、圧痛などがある時は子宮内膜症を疑います。
子宮内膜症の場合、病院の血液検査でCA125という腫瘍マーカの数値が高くなります。
病院の超音波検査で多くの診断が可能ですが、確定診断には腹腔鏡検査が必要とされています。
子宮内膜症が深部の場合はなかなか発見されないことも多く診断が難しいとされています。
子宮内膜症でも妊娠できる
子宮内膜症でも妊娠する人はたくさんおられます。
もし赤ちゃんを望むなら、薬や手術で無理やり妊娠に持っていくことよりも、
先ずは生活習慣を見直して
自然なタイミング法から始めてみてるのがおすすめです。
お友達にシェアする!
参考文献
子宮内膜症は自分で治せる (「こまがた式・膣トレ」のススメ)
(著)駒形依子
マキノ出版
2019年 10月08日発行
不妊症 関連外部リンク
関連外部リンク
Endometriosis
Johns Hopkins Medicine
Endometriosis
World Health Organization
Endometriosis | Office on Women's Health
Office on Women's Health (.gov)