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パーキンソンのリハビリ治療

(リハビリ+整体+針治療)

パーキンソンの進行を遅らせる当院のリハビリ治療について

パーキンソン病、パーキンソン症候群など症状の進行を予防したい方

カラダを整体で整えて、軽い筋トレで硬くなった筋肉の血流を促して、針治療で自律神経のバランスを改善するリハビリを提供しています。

高齢化社会を迎え、人口10万人あたり約100人から300人に発症発症するとも言われているパーキンソン病。

中脳の黒質緻密層のドーパミン神経細胞が変性するために、震え、筋肉の強直、無動、姿勢反射障害などの、運動症状を呈する病気です。

脳神経外科での処方箋薬を継続しながら、当院にて、整体と針治療でカラダの血流をスムーズにして、自律神経の調整を行う、パーキンソン病、パーキンソン症候群の症状の進行を防ぎ、クオリティーオブライフを維持するリハビリ治療に取り組んでみませんか。

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パーキンソン病

中脳の黒質にあるメラニン細胞の変性萎縮と大脳基底核の病変により脳内神経伝達物質であるドーパミンの不足により振戦、筋硬直、寡動、姿勢調節障害を生ずる疾患であるとされています。

パーキンソン病 原因

現代医学では、なぜ黒質の神経細胞が変性し脱落してしまうのかという、パーキンソン病の原因についてはまだわかっていません。

脳炎、CO中毒、薬剤、脳腫瘍、脳血管障害でも同じような症状を呈します。これをパーキンソン症候群といいます。

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パーキンソン病 症状

パーキンソン病の症状は、運動系の症状、自律神経系の症状、精神系の症状、その他に分けられます。

ふるえ(振戦) 固縮 無動 姿勢反射異常(姿勢障害)仮面様顔貌 前傾前屈姿勢 突進 丸薬まるめ運動などがみられます。

パーキンソン病 一般的な治療

パーキンソン病は中高年期に発症し、少しづつ進行する手足のふるえや体のこわばりを特徴とする神経変性疾患です。

日本国での有病率は人口の高齢化によって増加しています。

近年では人口10万人当たり約100人から300人と推定されています。

女性の有病率は男性の約1.5~2倍です。

神経病理学的には、黒質織密層・青斑核のメラニン含有細胞の変性と残存細胞内にレビ一小体が出現します。

黒質綴密層の変性は、結果として基底核の運動統御機構の破綻を生じて振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害を呈するパーキンソニズム(パーキンソン症候群)と呼ばれる特有の運動障害を発症します。

レビ一小体とは、パーキンソン病では黒質・青斑核のメラニン含有細胞の変性脱落が起き、残っている神経細胞にみられる球形のエオジン好性の封入体のことをいいます。

初発年齢は50~60歳がもっとも多い。

初発症状は一側性の手足のふるえ、歩行時の足の引きずりなどが多いです。

症状はゆっくりで進行性で、通常は左右一側の振戦、筋固縮、動作緩慢で始まります。

やがて、小刻み歩行や前傾姿勢など両側性障害に移行します。

安静時振戦は規則的なふるえで、随意運動により減弱消失します。

姿勢反射障害は歩き出すと途中から小走りになったり、軽く押されるとその方向へ突進したりします。

無動は動作の開始に時間がかかり、開始した動作もゆっくりしかできない現象をいいます。

仮面様顔貌や脂顔、流涎、多汗、便秘、四肢循環障害による冷え症などの自律神経症状や抑うつ気分、不眠などの精神症状を伴うこともあります。

治療の目的は病状を緩和し、日常生活の質を可能な限り良好に維持することです。

治療はL一ドーパなどの薬物による治療が主体です。

L一ドーパは脳内で芳香族Lアミノ酸脱炭酸酵素により脱炭酸されてドーパミンとなります。

L一ドーパはドーパミン前駆物質で、欠乏したドーパミンを補充します。

定位脳手術や運動療法は薬物療法を補完する治療法です。

L一ドーパの導入後は予後は改善されるといわれています。生命予後は一般人口の90%以上といわれています。
参照 臨床医学各論 第2版 第11章 神経疾患 p252~p253 医歯薬出版株式会社

パーキンソン病 からだに優しい考察

パーキンソン病は自律神経の乱れに起因する脳の血流障害が主な原因となっている面が大きいと考えます。

ふるえ(振戦)丸薬まるめ運動などは実はそういう動作が血流促進のために必要だから表れている症状だとも考えられます。

この症状を薬で止めようとすることは逆に血流障害が促進し、結果的に固縮、無動、仮面様顔貌、前傾前屈姿勢等の症状を早めることにつながるように思います。

したがって、自律神経のバランスを整えて脳の血流の改善を図るとともに、脳神経系のフィードバック回路を保つため、関節、筋肉を自動的、他動的に動かすとともに、拘縮した心身をリラックスさせるような方法が長期的に大切です。

生真面目で完璧主義の方に多い傾向があると思います。

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脳神経への刺激で動きの改善

「病院でパーキンソン病といわれた。手が震える、便秘ぎみ、体が硬くなった」

「もしかしたらこのまま動けなくなるのでは…とお悩みの方」

調査によれば、パーキンソン病の有病率は年々増加傾向です、この原因としては、人口の高齢化、診断技術の向上などが挙げられます。

パーキンソン病の死因は、肺炎が約20%と最も多いです。続いて癌が約17%、虚血性心疾患が約15%、脳血管障害が約10%などです。

肺炎や窒息など、パーキンソン病による運動機能や嚥下機能の障害に関連した死因が多い傾向があります。

パーキンソン病の死亡原因である肺炎は、一般人口における死亡原因割合の2倍以上とされています。

パーキンソン病の死亡率の影響因子として、パーキンソン病の重症度、認知症、若年発症が挙げられます。

パーキンソン病の4つの兆候

パーキンソン病は震え、筋強直、無動、姿勢反射障害の4つの兆候があります。

多くのパーキンソン病の方は震戦を認めますが、パーキンソン病を震戦型と無動型に分けたとき、予後は震戦型の方が良好と言う報告もあります。

パーキンソン病の運動症状が出現する前に、睡眠障害、うつ病、認知障害、便秘などの非運動症状が出現することが知られています。

これらの症状がある場合、パーキンソン病の運動前症状の可能性が疑われます。

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パーキンソン病の発症前と発症後の経過パターン

便秘、臭覚障害、うつ病、睡眠行動異常などの非運動症状期が約20年間続いた後、パーキンソン病が発症すると言われています。

パーキンソン病発症後、約10年がハネムーン期と呼ばれます。

10年間のハネムーン期後、運動合併症が約10年間続くという臨床経過がパーキンソン病の予後のイメージとされています。

運動療法による脳神経の刺激と、針治療による自律神経の調整で、パーキンソンの進行を遅らせる

当院は、2006年に開院して以来、様々な病気を抱えた方と共に歩んでまいりました。

開業以前も含めると20年以上の臨床経験の中で、当院独自の施術で、パーキンソン病やパーキンソン症候群の病気の改善と症状の遅延に取り組んでいます。

「パーキンソン病やパーキンソン症候群に当院の整体と針治療が効果的なのでは、と感じたのは、脳梗塞や脳出血で片麻痺があるの方のリハビリ治療の時でした」

頭痛がある方や脳梗塞の後遺症の方と、パーキンソン病やパーキンソン症候群の方には、頭部、特に後頭部のある部分に共通の特徴があることに気づきました。(緑内障の方も)

その部分とは、頭の後ろのボッコリしたでっぱりの少し下の部分です。

この部分が硬く張っていたり浮腫(むく)んで老廃物が溜まっているような違和感があると、脳神経と直接つながっている頚部の血流にも悪影響が及ぼされると考えています。

東洋医学では、風池や天柱、解剖学では、環椎後頭膜の部分です。この環椎後頭膜は椎骨動脈が貫く場所があり、脳への血流にはとても重要な場所です。

「脳梗塞の方の治療で、全身の流れがスムーズに行くように整体でカラダを整えた後、この後頭部の部分を針で刺激したところ、施術を受ける前よりも、世界が明るく見える。以前よりもカラダが軽くなった。といった声が多く聞かれました。」

これは、浮腫んでせき止められていた首の後ろの老廃物などが流れ出したことで、体から脳の方に通っている血液循環や神経伝達が正常に働き出した結果だと考えています。

それ以来研究を重ねています。

開業以前の20年以上前からパーキンソン病の患者さんのリハビリを行わせていただき、手術をする前の段階の方や、手術後の方の体の状態を精査、把握し、その方に最も合った方法で、パーキンソン病の症状を軽減させ、進行を遅らせる整体や針を使ったリハビリを模索し続けてきています。

カラダ全体、木を診て森を診るのが東洋医学

診察では、東洋医学の一般的な診断方法である、四診(問診、聞診、望診、切診)を基本とします。

加えて、西洋医学の神経検査や、カラダの歪みも考慮します。

そして、当院が最も重要視するのは、心と体の全体をみることです。

患者さんのその日の歩き方、姿勢、声のトーン、呼吸の仕方、顔色、態度なども、施術していく上で大切な指標となります。

「東洋医学で大切なことは、患者さんの体の声を聞くということです。患者さん自身でも気づきにくい、心とカラダの声を聞くことです。」

このカラダの声を理解して、特定の部位だけでなく、カラダ全体を良くすることで、患部も良くなっていくという考え方です。

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パーキンソン病やパーキンソン症候群の方の治療

パーキンソンの症状を遅らせる治療の施術で、先ずは、カラダ全体の歪みを見極めて整えます。

この歪みが残ったままでは、いくら針で気血を整えようとしても、なかなかスムーズに流れません。

普段知らず知らずのうちに、かたよった生活習慣で、ほとんどの方のカラダは歪んでいます。

レントゲンやMRIを撮影すると、事故や怪我をしてないのに、首の何番と何番が狭いとか、腰痛が痛まないのに狭窄している(狭くなっている)ことがあります。

これは、加齢で骨や軟骨がすり減っているだけではなく、普段の姿勢や使い方が大きく影響しています。

特にパーキンソン病やパーキンソン症候群の方々の筋肉は無意識に力が入っている状態が長時間続き、全体的に硬くこわばり、筋肉内には乳酸や痛みの物質などの老廃物が溜まっている傾向が多く見られます。

「経験上、いきなり針治療に入るよりも、カラダの歪みを整えてからの施術の方が、治療効果が高いことがわかってきました」

ある程度、カラダのバランスが整ったら、針治療に入ります。

先ずは自律神経の気血を整えるといわれている天柱などのツボを刺激します。

これに加えて、当院が独自に見つけた脳血流点(のうけつりゅうてん)「後頭部の出っ張りの下の部分のツボ」への刺激を行うことで、椎骨動脈の流れを促し、脳神経や目の気血を整えます。

パーキンソン病やパーキンソン症候群の患者さんのほとんどは、首の後から肩にかけて、おもだるく違和感を感じています。これは、頭痛や、脳神経マヒの方も同様の傾向が見られます。

単なる肩コリで片付けてしまうと、脳への血流が低下して、神経への栄養が行き届きにくくなります。

またパーキンソン病の方の特徴として、脳梗塞や脳出血後の方麻痺の患者さんと同様に、片側に体が歪みやすい傾向が見られます。

このような体の歪みを改善しないまま、薬だけで済ませてしまうことは対症療法だと思いますし、薬がなかなか効きにくいというのは、こういう歪みや気血の流れがほったらかしのままだからだと考えています。

そしてこの状態が慢性化することで、頭痛や脳梗塞などのリスクが高まり、脳神経にストレスがかかってしまうと考えています。

ですので、これらを解消するために、後頭部の首の付け根のツボを刺激します。(ふうち)、(てんちゆう)、(あもん)、といったツボです。

さらに、頭と体のつなぎ目の、肩周辺のツボも針刺激します。(だいつい)、(けんちゅうゆ)、(けんせい)などです。

さらに、全身の気血の流れを整えるために、頭、首、肩と関連する体の各部位のツボを針刺激します。

例えば、手の親指と人差し指の間には、(ごうこく)というツボがあります。このツボは顔面神経マヒの治療や眼圧を下げるのによく使われるツボです。

これはパーキンソン病やパーキンソン症候群の方に見られる特徴的な無表情に効果が期待できるツボです。

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「施術の頻度は週一回か、2週間に一回が理想的」

症状にもよりますが、施術の頻度は週一回か、2週間に一回が理想的です。

ここで注意しなければならないのは、パーキンソン病やパーキンソン症候群の治療において、病気そのものが完治することはほとんどないということです。

パーキンソン病やパーキンソン症候群の治療においては、脳神経外科などで処方される薬物治療を継続することが第一です。

そのうえで、整体でカラダの歪みを整えて、針治療により、首周りや肩背部、全身の気血のツボを刺激して、脳血流の流れを整えて、症状の回復と維持を促進します。

病院の薬物治療と、当院での整体と針治療を併用することで、パーキンソン病やパーキンソン症候群の進行を遅らせることが可能です。

また、パーキンソン病の治療に針治療を取り入れるタイミングは、早い方がよいです。

できれば、「未病」といってパーキンソン病になる前の段階から施術することが理想です。

上述した、睡眠障害、うつ病、認知障害、便秘などの症状が現れた段階からの施術をお勧めいたします。

「定期的な病院での検査と当院の治療で、パーキンソン病の手術を回避できる可能性」

「パーキンソン病の手術は、一度手術をして終わりというものではありません。また、手術がうまくいっても、日によって調子の良い時と悪い時があるのが一般的です。」

「完全に治ることを期待して手術をする事は、期待はずれになることが多いです。」

まずはできることから地道に長期的視野を持ってリハビリしていくことが大切です。

「まずは、脳神経外科の薬物治療と当院の整体と針による治療を併用して、症状が軽減されるかどうかを試してから、手術を考えてみてもよいのではないでしょうか」

脳神経疾患は薬害の可能性も

これまで当院を受診されているパーキンソン病と診断された多くの方は、以前から、頭痛や生理痛の薬を常用している方が多いです。

また、アレルギー疾患などで、炎症を止めてしまうような薬を長期間使用している方も見られます。

当院では来院される患者さんのお薬手帳を確認し、アドバイスをおこなっています。

主治医と相談して、減らせるものは減らしていく方向で患者さんの健康を出来る限り守りたいと思っています。

また、当院では、治療だけでなく、患者さんが自宅でできるセルフケア指導も積極的に行っています。

本来、カラダを治すのは患者さん自身の治癒力です。私たちの治療は、その治癒力が十分に発揮できるようにするためのお手伝いにすぎません。

ですから、患者さん自身も自宅でセルフストレッチなどを行うことで、より自然治癒力が高まるよう心がけていただいています。

朝晩簡単にできる体操などの指導もしています。

患者さんが少しでも不安を軽減でき、希望がもてる治療を心がけています。

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パーキンソン病 関連リンク

Nihon Medi-Physics Co.,Ltd. パーキンソン病の症状、診断、治療って?

公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター パーキンソン病(指定難病6)

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