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東洋医学の大腸 |
「東洋医学 便秘 感情」
「大腸 執着 手放し」
「呼吸と排便の関係」
「大腸と肺 表裏」
「便秘は心のサイン」
大腸
大腸は上は 闌門(らんもん)に連なり、下は直腸に連なっている。大腸は小腸から送られてきた糟粕(そうはく)を転送しながら変化させ、糞便として肛門から排出する。「素問」
★■大腸は「手放し」の臓である
東洋医学では、大腸は「糟粕を去る」器官であると同時に、過去の不要なもの、つまり“こだわり・執着・過剰な感情”を手放す働きとも捉える。便秘や残便感は、**何かを引きずっている状態の象徴**といえる。
★■大腸と肺は表裏の関係
大腸は肺と密接につながっているため、呼吸が浅い・悲しみが強い時にも便秘や下痢が起こる。深く息を吐けない人ほど、排泄がうまくいかないことが多い。
★■大腸と“生き方”のつながり
物を食べて出すだけでなく、思考や感情・情報を「消化して出す」能力が弱まると、便通も乱れる。
現代は情報過多の時代。**情報の詰め込みすぎ=排出不能=身体の便秘**という、見えない連動が起きている。
★■「便」とは心の最終処理物でもある
便とは、ただの老廃物ではなく、「自分にとって不要となった過去」そのもの。
スムーズな排便は、“今を生きる力”が整っている証でもある。

大腸の病証
大腸の燥熱、津液の不足による便秘、寒湿、湿熱が下注し、泥状便、下痢。
★■便秘=心の詰まり
頑固な便秘は、「感情の出口がふさがれている」状態でもある。自分の中に怒りや悲しみ、不安などを溜め込みすぎていないか見直してみるとよい。
★■湿熱下注とは、“怒り・焦り・疲労”が腸に降りた姿
湿熱による下痢や粘便は、**気血水の巡りの停滞と熱が重なった時に出やすい。**特にストレス下にある人が急に冷たいものを摂ると、湿熱が一気に下注するケースがある。

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