![]() |
四神聡(ししんそう) |

英語
Extra points-Head and Neck
Ex-HN1
Sishencong
奇穴
四神聡
ししんそう
shishinso
取穴部位
百会穴の前後左右、各々1寸の部に4穴を取る。
取穴方法
百会を基準に、前後左右に指幅約1寸(自分の親指の幅を目安にする)ずつ離して取穴する。
頭頂部にあるため、座位または仰臥位で頭を安定させて取ると良い。
鍼は直刺0.5~1寸ほどで、浅く刺して軽い響きを得るようにする。灸も可能。
筋肉
帽状腱膜
運動神経
顔面神経の枝、後頭枝との連絡
知覚神経
眼窩上神経、耳介側頭神経、大後頭神経
血管
眼窩上動脈、浅側頭動脈、後頭動脈
主治
頭痛、眩暈、精神病、中風、てんかん、不眠、健忘、物忘れ、集中力低下。
現代臨床では、不眠症や慢性頭痛、認知機能のサポートに応用されることが多い。
名前の由来
「四神聡」とは、四方に配置された四つの穴が、頭頂の中心である百会を守護する「四方の神聡(聡明さをもたらす神)」を意味している。
頭に生じやすい雑念や迷いを鎮め、思考を清らかに保つという古代の知恵が込められている。
その他の特徴・臨床応用
- 四神聡は「心と脳のバランスを整える穴」とされ、精神安定や集中力の向上に使われる。
- 百会と組み合わせて取穴することで、中枢神経への鎮静・活性の両作用を引き出せる。
- 記憶力や判断力を司るとされ、学生や高齢者のケアに用いられることがある。
- 気が上にのぼりやすい「気逆」を鎮め、めまいやふらつきの改善にも応用される。
- 古典では「聡明を増す」とも記され、智慧・冷静さを取り戻す穴として重視されてきた。

関連記事
