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経絡・経穴(ツボ)

当陽(とうよう)EX-HN2

英語
Extra points-Head and Neck
EX-HN2
Dangyang
Towards Yang

奇穴

当陽(とうよう)
Toyo(EX-HN2)

取穴部位
瞳孔の直上で、前髪際の後方1寸。

筋肉
前頭筋

運動神経
顔面神経(側頭枝)

知覚神経
眼窩上神経(第1枝:三叉神経)

血管
眼窩上動脈・静脈

主治
前頭部の頭痛、片頭痛、鼻閉、鼻炎、めまい、眼精疲労、目の充血・腫脹、感冒初期の頭重感。
特に「上焦(頭部)」の気血のめぐりを調え、目・鼻・前頭部をつなぐ経絡の滞りを解く作用がある。


名前の由来
「当陽」とは「陽に当たる」という意味で、太陽光が額に当たる位置にあることから名づけられた。
また、「陽」は上昇・清明を象徴し、この穴が“清陽の気”を頭目に導き、目と鼻の通りを明らかにする働きを持つことを示している。
つまり、当陽は“陽気を頭に導く窓口”であり、ぼんやりした意識や頭の重だるさを晴らす「意識の明窓」ともいえる。

その他重要な事柄
・前頭部に位置するため、精神的緊張や思考過多による「気の上衝」を鎮めるのにも有効。
・眼精疲労やスマートフォン使用による前頭部のこわばりに対して、軽い指圧や温灸も推奨される。
・同じく前頭部にある印堂上星と組み合わせると、鼻づまり・花粉症・頭重感などの改善効果が高まる。
・東洋医学的には「督脈」と「膀胱経」の気が交わる領域に近く、精神を落ち着けながら清陽を引き上げるバランス点としても重視される。

奇穴 当陽

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