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印堂(いんどう) |

英語
Extra points-Head and Neck
EX-HN3
yìn táng
奇穴
印堂
いんどう
indou
取穴部位
神庭穴の下方、眉間中央の陥凹部に取る。
取穴方法
眉間の中央を軽く指で触れ、最も柔らかく凹む点を取穴する。
仰臥位でリラックスした状態で取穴しやすい。
鍼は直刺0.3~0.5寸、または毫鍼で軽刺激。灸は米粒大の透熱灸や棒灸を用いることがある。
小児には指圧や軽擦が多用される。
筋肉
鼻根筋
運動神経
顔面神経
知覚神経
滑車上神経
血管
滑車上動脈
主治
小児のひきつけ、鼻疾患(鼻づまり・慢性鼻炎・花粉症)、頭痛、眩暈、不眠症。
さらに、心身の緊張、不安感、イライラ、眼精疲労などにも応用される。
名前の由来
「印堂」とは、額に朱印を押す位置=「人の本心を映すところ」を意味するとされる。
古代には精神の安定や智慧の象徴とされ、心を鎮める「堂(やしろ)」に例えられた。
仏教的には「第三の目」にも重なり、洞察力や直観を高める場所と考えられてきた。
その他の特徴・臨床応用
- 印堂は「心を安らげ、鼻を通す」作用を持つとされる。
- 不眠や不安、うつ状態の患者に対して、軽い刺激だけでも安心感を与える効果がある。
- 鼻疾患には迎香や上星と併用され、頭痛や不眠には百会や四神聡と組み合わせると効果的。
- 小児の夜泣きや神経過敏には、母親が軽く指圧するケア法としても伝えられている。
- 「目と心の橋渡しの穴」とされ、眼精疲労やストレス性の目の症状にもよく用いられる。

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