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魚腰(ぎょよう)EX-HN4 |

英語
Extra points-Head and Neck
EX-HN4
Yuyao
Fish Lumbus, Fish Waist, Fish Spine, Fish Hip, Fish Lower back
奇穴
魚腰(ぎょよう)
Gyoyo(EX-HN4)
取穴部位
眉毛の中点で、瞳孔の直上に位置する陥凹部に取る。
眉の上を軽く指でなぞると、わずかに指先が沈む感覚があり、そこが魚腰である。眼精疲労時には自然に触れたくなる箇所でもある。
筋肉
眼輪筋、前頭筋
運動神経
顔面神経(側頭枝)
知覚神経
眼窩上神経(第1枝:三叉神経)
血管
眼窩上動脈・静脈
主治
目の充血、腫れ、痛み、かすみ、眼瞼下垂、まぶたの痙攣、眼精疲労、視力低下。
また、長時間のパソコン作業や精神的ストレスによる「目と心の緊張」によく用いられる。眉間や額のこわばりを解くことで、頭痛や不眠にも間接的な効果をもたらす。
名前の由来
「魚腰」とは、「魚の腰(背のあたり)」を意味する。
眉を魚に見立て、その中央部分(背=腰)に位置することから名づけられた。
魚が水中で自由に泳ぐように、ここを開くことで「気血の流れ」が眉と目の周囲に行き渡り、滞りを解いて視界を明るくする働きがある。
また、「魚」は水を象徴し、五行でいえば「腎」に通じる。
魚腰は腎精から生じる“目の精気”を養い、精神の潤いと落ち着きを取り戻す「静養の穴」としても重視されている。
その他重要な事柄
・眉毛の中央は「心の緊張」が最も現れやすい部位であり、魚腰への軽い刺激は自律神経のバランス調整にも役立つ。
・攅竹(さんちく)・絲竹空(しちくくう)と併用すると、眼精疲労やまぶたの痙攣への効果がより高まる。
・美容鍼灸では、まぶたのたるみ改善や眉の高さの調整にも応用されるが、刺入は浅く穏やかに行うのが原則。
・現代的には「視覚情報の過多による頭部の過緊張」にも対応するツボであり、心眼を休める“静のスイッチ”ともいえる。

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