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翳明(えいめい) |

英語
Extra points-Head and Neck
EX-HN14
Yi Ming
Shielding Brightness
奇穴
翳明
えいめい
eimei
取穴部位
乳様突起の下縁、翳風穴の後方約1寸に取る。
取穴方法
耳の後ろの骨(乳様突起)の下端を触れ、翳風穴を基準にそこから後方へ指幅1寸ほど移動した陥凹部を取穴する。
鍼は直刺またはやや斜め刺しで0.5~1寸。灸は棒灸で温める方法が多い。
臨床では、耳症状の際に反応点として圧痛が出やすいため、圧して確認すると取りやすい。
筋肉
胸鎖乳突筋
運動神経
副神経、頚神経叢筋枝
知覚神経
大耳介神経
血管
後頭動脈
主治
耳下腺炎、白内障、耳鳴、眩暈、不眠症に加え、難聴、視力減退、頭痛、精神的な不安定にも応用される。
特に「耳と目を同時にケアする穴」として、古来より眼疾患と耳疾患の双方に使われてきた。
名前の由来
「翳明」とは、「翳(かげる)を明らかにする」という意味で、曇ってかすむ目や意識を明るくするという意が込められている。
視覚の不調を改善し、頭の中のもやを晴らすことを期待して命名されたと伝えられる。
また「翳」は遮るもの、「明」は光を意味し、目と心に再び光を通すという象徴的な名でもある。
その他の特徴・臨床応用
- 耳・目・心神の三領域を同時に調える経穴として珍重される。
- 耳疾患(耳鳴・難聴)と目疾患(白内障・疲れ目)を併発する場合に特に有効とされる。
- めまいやふらつきには、安眠・印堂・百会などと組み合わせると効果的。
- 精神的ストレスから来る耳症状(ストレス性耳鳴)にも活用される。
- 「頭を軽くし、意識を明瞭にする穴」として、不眠や心の落ち着きにも寄与する。

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