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経絡・経穴(ツボ)

内踝尖(ないかせん)

英語
Extra points-Lower Extremities
EX-LE8
Nei Huai Jian
Tip of the Inner Ankle Bone

奇穴

内踝尖(ないかせん)
Naikasen

取穴部位
足関節内側。
内果(内くるぶし)の最も突出した先端部。
足関節を軽く背屈・底屈させることで最も明瞭に触知できる骨尖部。

取穴方法
座位または仰臥位で足関節を自然位に置く。
内果を上下になぞり、最も鋭く突出し圧痛の出やすい点を取穴する。
位置は固定点だが、反応は体調により変化しやすい。

筋肉・腱
後脛骨筋腱、長指屈筋腱

運動神経
脛骨神経

知覚神経
伏在神経、脛骨神経踵枝

血管
後脛骨動脈・静脈

主治
・足部・下腿の腱攣縮、こむら返り
・足関節内側の疼痛、違和感
・歯痛、咽喉痛、扁桃炎
・発作性症状(急な緊張・硬直を伴うもの)
・精神的緊張が強く言葉が出にくい状態(緘黙傾向)

名前の由来
「内踝尖」とは、
内踝という骨の“先端=気血が集まりやすく抜けやすい一点”を示す名称。
関節の角(かど)にあたる部位は、
全身の緊張や熱が末端に集積しやすいとされ、
その代表がこの内踝尖である。

その他重要な事柄(臨床的視点)
・内踝尖は、身体にこもった緊張・攣縮を一気に解放する点
・下肢の腱トラブルだけでなく、
 上部(歯・喉・頭部)に現れる急性症状と対応するのが特徴。
・刺激は強すぎると反動が出やすいため、浅刺・軽刺激が基本。
・三陰交周囲が重だるいタイプでは、内踝尖の反応が特に鋭く出る。
・「足首が固い人ほど、ここが抜け口になる」という臨床的実感が多い。

奇穴 内踝尖

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