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経絡・経穴(ツボ)

気端(きたん)

英語
Extra points-Lower Extremities
EX-LE12
Qi Duan
Qi of the Toes,Qi of the End

奇穴

気端(きたん)
Kitan

取穴部位
足の第1~第5趾の先端中央。
左右両足あわせて計10穴。
爪の中央線上で、指腹と爪の境目付近に取る。

取穴方法
足趾を自然に伸ばし、各指先の最も突出した中央点を取穴する。
爪の先端そのものではなく、
「指腹側から気が抜ける感覚のある点」を目安にする。
瀉法的な刺激が基本で、急性症状では即時反応が出やすい。

筋肉・腱
皮下組織、指腹脂肪体
(明確な筋腹は存在せず、感覚受容に特化した部位)

運動神経
脛骨神経、深腓骨神経(末梢枝)

知覚神経
足底趾神経、足背趾神経

血管
足底趾動脈、足背趾動脈、趾静脈叢

主治
意識障害、失神、脳卒中後の急性症状
脳うっ血、頭重、めまい、高血圧
足趾のしびれ、疼痛、腫脹
末梢循環障害、冷え性
脚気様症状、足部の感染・炎症初期

名前の由来
「気端」とは、
気が身体の外へ向かって尽きる“端(はし)”を意味する。
足趾は重力の最下点であり、
全身を巡った気血が最後に集まり、滞りやすい場所。
ここを開くことで、
上にこもった気・血・熱を一気に解放する働きを持つ。

その他重要な事柄(臨床的視点)
・気端は中枢の緊張を末端から切り替える穴である。
・頭部症状に対して「頭を触らずに頭を下ろす」代表的な奇穴。
・左右差が明確に出る場合、症状側の循環停滞を示す。
・慢性よりも急性・過剰・充満型の症状に向く。
・十宣(手)と併用すると、上下同時に気の抜け道を作れる。

奇穴 気端

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