頭痛
英語
Headache
頭痛 30代女性 奈良市在住
頭痛がして、あまりにも肩首が辛いので、整形外科で首のレントゲンを撮ってもらう。
結果、「変形性頚関節症ぎみですね」と言われる。「運動をしてください、痛み止めを出しますので、痛みが続く場合は飲んでください。」
私の首に触れることもなく、ただレントゲン画像が映るパソコン画面を眺めながら、ロキソニン(痛み止め)を処方されました。
その後、肩や首、頭の状態はは全く変わらないわけで、頭痛は当然続いています。
最近では、スマホをみていると、吐き気もしてきました。
診ていただけますか?
この方は、以前から、顎関節症や偏頭痛に悩まされていた方です。多くの病院(整形外科・ペインクリニック・心療内科・口腔外科)、鍼灸院、整骨院、整体を受診しても良くならず、インターネットを検索して当院のホームページにたどり着いて来院された方です。
現在は顎関節症も解消し、慢性的に悩まれていた重度の偏頭痛も解消しています。
頭痛解消後も定期的に通われて、現在でも健康増進に努めて、通われています。
頭痛
頭痛は主に頸部、頭部の緊張が慢性化しておこっていることが多いようです。
後頭神経や動静脈
肩、首、頭部周辺の筋緊張は大・中・小後頭神経や動静脈などに影響を及ぼし、様々な症状としてあらわれることがあります。
ストレートネックによる頭痛
慢性的なうつむきの姿勢を続ける事により、頚椎自身の生理的湾曲が失われストレートネックになると言われています。
1. 頭痛
2. 目の痛み、眼精疲労
3. めまい、吐き気
4. 顎が開かない、痛い
5. 首の痛み
6. 肩こり、肩の痛み
7. 手の痺れ
8. 自律神経失調症(不眠等)
等、他にもたくさんの症状が現れます。
からだからのメッセージ
頭痛=わるいもの、の構図というよりは、頭痛=からだからのメッセージ、という構図が根底にあるのではないでしょうか。
硬くこわばった筋肉
多忙なストレス社会での労働や長時間の同一姿勢などで、硬くこわばった筋肉とともに関節が固定され神経や血流に変化を及ぼし、片頭痛、眼精疲労、胃腸障害等の症状があらわれることがあります。
自然な治療
薬に頼りすぎずに、自分の体の機能を発揮させ、自然治癒力をたかめてみてはいかがでしょうか。
このような症状の方 頭痛・へん頭痛
頭のある部分、あるいは全体に「痛み」や「しびれ」がある
痛みが脈をうったようにひびく時もある
痛みどめが欠かせない
ストレスにより痛みが増す感じがする
からだに優しい考察
頭痛の多くは主に頸部、頭部の筋緊張が慢性化しておこっています。
結果、大・中・小後頭神経や動静脈に影響を及ぼし、様々な症状としてあらわれます。
では、これら頸部、頭部の筋緊張はなぜひきおこされるのでしょう。
物理的な部分と心理的な部分が関係しています。
つまり、物理的な部分は、頭部の筋緊張や血管の過収縮、過拡張、から起こります。
心理的にはストレスや脱力感から起こります。頭痛は心身をいたわる必要があるというメッセージです。
これらを理解しないまま、「痛みどめ」のみで毎回、頭痛の感覚を抑え込むことは、根本的な解決にはつながりません。
これは頭痛だけではなく、多くの痛み等に共通することではないでしょうか。
頭痛でお悩みの方や、頭痛をうったえるお子様の親御様へ
当院は2006年に会員して以来、多くの頭痛に悩まされる患者さんを施術し治癒してきました。
そして、ペインクリニックや整形外科などの病院や、高額な鍼灸院や整体院に行っても治らないと諦めている人々にはある共通点があることに気づきました。
それは、頸椎や背骨などの、体の中心に歪みが出ていると言う点です。
頭痛や肩こりなどで悩まされている患者さんの多くは、頭部や、肩首だけをケアしている人がほとんどです。
スマホやパソコンを長時間使用して疲れたから、湿布や塗り薬を肩首に貼ったり塗ったりするような具合です。
一時的には良くなるような感じはしますが、また頭痛を再発し繰り返すうちに重症化してしまうといった方が多く見られます。
子供の頭痛の場合は、心理的な要因は家族任せで、あとまわしにされて、とりあえず痛みをとることが重要だということで、延々ととりあえずの薬物治療だけが3分間診療とともに繰り返される傾向があります。
しかしよく考えてみてください、頭痛がして肩首が辛いからといって、一時的な薬や牽引(けんいん)でしのいだとしても、そもそも頭痛の原因は治っていないのではないでしょうか。
痛みを抑えても、痛みの原因をなくさなければ、また痛みは繰り返されます。こんな当たり前のことが、現代医療では重要視されていないのは驚きです。
頭痛の大きな原因の一つは、体の歪みが引き起こしています
これは心理的ストレスが要因で長期間の過剰な緊張により、姿勢が悪くなっている場合も同様です。
当院の患者さんに対する頭痛の治療法は、とてもシンプルです。まずは、体全体の歪みを調整していく方法です。
これは、頭痛の原因が、心理的要因の強い子供の場合も同様です。
事故や怪我等の直接的な原因がない限りは、頭痛のある場所に問題があるとは限らず、結果的に症状が頭痛として出ているに過ぎません。
それにもかかわらず、頭痛がするからといって痛みだけをなんとかしようとするのは、単なる対症療法で一時しのぎに過ぎません。
整形外科での首の牽引治療や、ペインクリニックでの神経ブロック、痛み止めなどは保険が対応できても単なる対症療法に過ぎません。
長期間繰り返すことによって、症状は重症化するか、症状が治まったとしても、副作用で、新たな病気を発症することにつながりかねません。
根本的に対応するのであれば、まずは体全体を調整して、同時にストレスの原因となる生活習慣や心理習慣を改善して、結果的に頭痛が改善されると言う方向性が、本来の治療です。
当院では、開業以来15年以上、頭痛の治療に取り組んで参りました。頭痛の原因を見つけるときに大切な事は、その患者さんが、どのような生活習慣を送っているかと言う点です。
いつから痛くなったのか、どのような時に1番痛くなるか、どのような仕事をしているのか、頭痛以外に他に健康不安は無いのか。
物理的なストレス以外に心理的なストレスは無いのか、子育てや介護などで生活のキャパシティを超えていないのか、学校生活に無理は無いのか、両親には言いにくく、気づきにくい家庭でのストレスなどは無いのかなど、
時間をかけてヒアリングしながら、体の可動性や骨格の位置、重心などの体の歪みを総合的に判断し、内臓の働きや自律神経の不調を探っていきます。
そうすることで、頭痛ではない、本来の痛みの原因にアプローチしていくことが可能となります。
あなたのように頭痛で悩む多くの患者さんが、当院の治療に出会い、症状の根本的な原因を取り去って健康的な生活を送ることができています。
頭痛の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
百会 (ひゃくえ)、懸顱(けんろ)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、曲池(きょくち)、崑崙(こんろん)など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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関連外部リンク
Headache
Johns Hopkins Medicine
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Cleveland Clinic
Headache: When to worry, what to do
Harvard Health