不妊症とホルモン
英語
Infertility and hormones
Infertility and endocrine
もくじ
執筆者
ホルモンと月経
女性の体はホルモンの働きにより周期的に月経が起こります。
ホルモンの流れ
ホルモンの窓司令塔は脳の視床下部です。
視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌されると、その指令を脳下垂体が受けます。
脳下垂体からは、卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンという、性腺刺激ホルモンが分泌されます。
この性腺刺激ホルモンに刺激された卵巣から、エストロゲン(卵胞ホルモン)や、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。
ホルモンによる調整
これらのホルモンにより、基礎体温が低温期と高温期に分かれ、卵胞の成長や排卵が調整されます。
ホルモンバランスが崩れると、月経周期が乱れたり、卵胞が成長しなかったり、排卵が起こらなかったりと、不妊症のトラブルに発展してしまいます。
ホルモンと月経周期の関係
月経3日程度(卵胞期初期)
卵胞刺激ホルモン(FSH)
黄体化ホルモン(LH)
高温期の中ごろ (黄体期中期)
卵胞ホルモン(工ストロゲン)
黄体ホルモン(プロゲステロン)
随時
乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)
甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンは少なすぎても多すぎても排卵障害、着床障害、流産の原因になります。
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参考文献
わたしのカラダは、私が守る 女性ホルモンの教科書
(著)黒住紗織,佐田節子他
日経BP
2016年06月02日発行
私が不妊治療をやめたわけ
(著)海原こうめ,桜井明弘
イースト・プレス
2018年12月13日発行
不妊症 関連外部リンク
精油の香り刺激により、女性ホルモン分泌量が上昇
公益社団法人 日本アロマ環境協会
関連外部リンク
Hormonal Imbalance and Infertility
Loma Linda University Center for Fertility & IVF
Reproductive Infertility
Endocrine Society.
The endocrine basis of infertility in women
National Institutes of Health (.gov)