膝外側角 (Femorotibial Angle)
英語
Femorotibial Angle
FTA
膝外側角とは
膝外側角とは大腿骨の中央を通る線と、脛骨の中央を通る線が交差する外側の角度の事で、膝の形態異常を評価するために使います。
Femoroは大腿骨、Tibialは脛骨、Angleは角度です。
膝外側角を測定することで、正常かO脚かX脚かを判断します。
膝外側角の生理的な正常角度は176°前後の「生理的内反」です。
膝外側角が180°以上の場合はO脚(内反)と判断します。
膝外側角が176°以下の場合はX脚(外反)と判断します。
膝外側角の生理的な正常角度が180度ではない理由は股関節にもあります。
大腿骨は骨盤から真直ぐ下に付いているのではなく、少し内側に入っているため、そのバランスを補っているのが膝外側角です。
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関連外部リンク
Evaluation of the relationship between the femoro-tibial angle and meniscal injury
National Institutes of Health (NIH) (.gov)
How to Measure Knee Alignment
LSU School of Medicine
A novel method for determining the Femoral-Tibial Angle of Knee Osteoarthritis on X-ray radiographs: data from the Osteoarthritis Initiative
National Institutes of Health (NIH) (.gov)