肺と腎
Relationship between viscera
Lungs and Kidneys
もくじ
肺がんの東洋医学
執筆者
肺は呼吸を主り腎は納気を主る
肺と腎の関係は気と水の関係です。
肺が呼吸を行うには、腎の納気作用の補助が必要です。
腎中の精気か充足していることで深く吸いこむことができます。
腎中の精気不足
腎中の精気が不足すると、納気作用が不十分で肺だけの浅い呼吸となって、慢性的な肺気虚を引き起こす。
喘息や咳などにつながります。
肺は水の上源であり、腎は水を主る
肺には宣発粛降作用があり、腎は水を主り蒸化作用を行っています。
肺と腎のはたらきにより、水液代謝が正常に行われます。
水液代謝障害
肺の宣発粛降作用の失調お腎の気化作用の不利は水液代謝障害を引き起こし、むくみや咳、喘息などにつながります。
肺腎の陰液
肺腎の陰液は相互に滋養しています。
肺陰虚は腎陰に影響し、腎陰虚も肺陰に影響します。
肺腎陰虚
肺腎の陰虚では、頬部の紅潮、ちょう熱、盗汗、乾咳、声かすれ、腰痛、膝痛などの症状か現れます。
お友達にシェアする!
参考文献
素問 五蔵生成篇
関連リンク