逆流性食道炎 逆流性食道炎の症状
逆流性食道炎 鍼灸 整体 鍼治療
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Symptoms of reflux esophagitis
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逆流性食道炎の症状
逆流性食道炎の定型的な症状は胸やけ、呑酸(どんさん)です。
食道の症状としては、つかえ感や胸痛などがあげられます。
その他、喉の違和感、せき、喘息(せんそく)様症状、かれた声、です。
睡眠障害や、虫歯、中耳炎なども逆流性食道炎やGERD と関連することがあると考えられています。
逆流性食道炎の食道症状
胸やけ、呑酸症状のほか、 食道に強い炎症がある場合には、物を飲み込んだときにつかえる感じや痛みを感じることがあります。
狭心症や心筋梗塞(しんきんこうそく)と間違えるような胸痛がおこることがあります。
食道への強い酸の刺激がその原因と考えられているので、食後におこる痛みは食道由来のことが多く、運動のあとにおこるのは心臓由来のことが多いといわれています。
逆流性食道炎と喉(のど)の症状
逆流性食道炎では、喉の違和感、喉のつまり感、嗄声、声帯ポリープなどの症状がみられることがあります。
喉の違和感のために慢性的に咳払いをする癖がつき、喉に継続的なストレスが持続することによりポリープが発生すると考えられています。
逆流性食道炎と咳症状
逆流性食道炎の慢性的な咳や喘息症状の原因は、逆流による食道への刺激や、逆流したものが肺に吸い込まれておこると考えられています。
逆流性食道炎と睡眠障害
就寝中に逆流のために強い胸焼け症状で目が覚めたり、肥満による逆流と睡眠時無呼吸症候群が合わさって睡眠障害になることが考えられていますが詳細は不明です。
逆流性食道炎と虫歯
逆流性の胃酸がロのなかまで到達することが頻回におこる場合、虫歯になることがあります。
歯が胃酸によって影響を受けるからです。
逆流性食道炎と中耳炎
逆流性食道炎は稀ですが中耳炎の原因になることもあるといわれています。
口と耳の内部は耳管という管でつながっているからです。
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参考文献
胸やけ、ムカムカ、吐き気、胃痛、げっぷ・・・・・・それ全部、逆流性食道炎です。
関 洋介 (著)
南江堂
2020/11/21 発売
逆流性食道炎 関連外部リンク
逆流性食道炎ってどんな病気?
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター