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水分(すいぶん) |

「水毒」「湿邪」「感情の余剰」といった身体と心をつなぐツボ。
単なる“水分代謝”ではなく、感情の流動性や内面の解放。
英語
Conception Vessel(CV)9
Shui Fen(Water Divide)
水分(すいぶん)
奇経 任脈9
The Ren Meridian (Ren)
水分
すいぶん
suibun
取穴部位
神闕穴(へそ)の上1寸、腹直筋の正中(白線)上に位置する。
この位置は、腹腔内にたまった「余分な水(湿)」とエネルギーの流れを調整する重要なポイント。
筋肉
白線
運動神経
―
知覚神経
肋間神経前皮枝
血管
肋間動脈、上腹壁動脈、下腹壁動脈
主治
- 腹水、浮腫、下痢、腹鳴、腹満
- 小便不利、口渇、尿の異常(頻尿・無尿)
- 水毒体質、湿邪による不調
- 消化機能の停滞、代謝不良
名前の由来(オリジナル解釈)
「水」は五行の“腎”に通じ、身体の生命エネルギーと深い関わりを持つ元素。 「分」は“分ける”の意であり、水分穴は**水(津液)を上中下に分配・調節する扉**のような働きを担う。 つまり、ここは「**体内の水の交通整理所**」ともいえる存在。 腎・膀胱・三焦との連携を通じて、身体全体の水のバランスを調律している。
エネルギー的意味(独自視点)
- 水分穴は「過剰なものを外へ流し、必要なものを内に保つ」賢明な門番。
- ここが滞ると、むくみや膨満感だけでなく、感情的にも“抑え込む”傾向が出やすい。
- 身体の「乾き」と「湿り」の間を調和させる中庸の要点。
精神的・心理的背景
- 「水分」は、感情の余剰(溜めすぎた悲しみ、未消化の感情)を代謝するポイント。
- 自分の中に抱えた“溢れる想い”を手放すきっかけとなる。
- 強いストレスで“気が滞る”と、この部位が張ったり重く感じることがある。
実践アプローチ
- 指圧や軽いマッサージで、臍の上を「時計回りに」円を描くように刺激。
- 温灸や温熱パッドで、腹部全体を温めるのも有効。
- 体内に“水が溜まりやすい体質”の人は、日常的にここをケアすることで全身が軽くなる。

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