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大迎(だいげい) |

大迎=何を迎え、何を拒むかの「身体的選択」の象徴
食いしばりと心理的抑圧のリンクに注目
顔の輪郭形成や精神的解放のためのツボとしても有効
英語
Stomach(ST)5
Daying(Great Reception)
大迎(だいげい)
足の陽明胃経5
The Stomach Meridian of Foot Yangming
大迎
だいげい
Daigei
取穴部位
下顎角の前約1寸3分の陥凹部。
咬筋の前縁で、顔面動脈の拍動が触れられる場所に取る。
筋肉
広頸筋、咬筋、表情筋の一部
運動神経
顔面神経(頬筋枝)、下顎神経(咬筋神経)
知覚神経
下顎神経(オトガイ神経)
血管
顔面動脈(拍動部に一致)

主治(古典+現代応用)
・顔面神経麻痺、口の歪み、顎関節痛、歯痛
・顔面の血行不良、咀嚼の不具合、浮腫み
・ストレス性の顎の緊張や“食いしばり”による頭痛、首こりの反応点としても応用
名前の由来(オリジナル解釈)
「大」は“壮大・重要・中心的”を、「迎」は“迎える・受け入れる・接触する”を意味する。
このことから大迎は、**外界からの刺激(食物・言葉・人間関係)を“身体に迎え入れる最初の関門”**と解釈できる。
つまり、**身体的にも心理的にも“何を受け入れるか”を選び取る境界点**となるツボである。
心理・感情との関連(オリジナル視点)
・無意識の「拒絶」や「過剰な迎合(えいごう)」があると、大迎周囲に硬結や冷えが現れることがある。
・咬筋の過緊張は、**「言いたいことを噛み殺す」心理パターン**と一致しやすい。
・このツボが柔らかくなると、**本音で語れる口、自然な笑顔、素直な受け入れ力**が戻る。
現代的な活用
・**食いしばり・歯ぎしり・顎関節症のケア**に極めて有効。
・リモートワークやストレス社会による「噛みしめ生活」への対応点。
・美容鍼灸では、**フェイスラインを整える基点**として活用される。特に「たるみ」「むくみ」の改善に有効。
セルフケア法
・親指の腹で軽く円を描くようにマッサージ(片側30秒ずつ)
・深呼吸とともに、下顎の緊張を意識的に抜くことがポイント
・「何を受け入れ、何を拒むか」という“人生の選別”を見直すと、心身両面に働きかけができる
注意点
・拍動を感じる部位のため、強く押しすぎない
・慢性的な咬筋の硬さがある場合、過度に刺激を入れると頭痛や倦怠感を引き起こすことがある
・まずは穏やかなアプローチで、ゆっくりと緩めていくのが理想的
→頬車(きょうしゃ)
←地倉(ちそう)
→足の太陰脾経
←手の陽明大腸経
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