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百虫窩(ひゃくちゅうか) |

英語
Extra points-Lower Extremities
EX-LE13
Bai Chong Wo
Hundred Insect Fossa,Hundred Insect Nest
奇穴
百虫窩(ひゃくちゅうか)
Hyakuchuka
取穴部位
大腿前内側。
膝蓋骨内上角から上に3寸、
血海(SP10)よりさらに上方約1寸に位置する。
内側広筋の筋腹上で、圧痛やザラつきを感じやすい部位。
取穴方法
膝を軽く屈曲させ、大腿前内側を緩める。
血海を基準に上方へ指幅1本分たどり、
皮膚の厚み・熱感・かゆみ様反応が集まる点を取穴する。
左右差が出やすく、症状側が明瞭に反応することが多い。
筋肉・腱
内側広筋
運動神経
大腿神経
知覚神経
大腿神経前皮枝
血管
下行膝動脈、伏在静脈網
主治
湿疹、蕁麻疹、皮膚のかゆみ、アトピー性皮膚炎
風疹、薬疹、アレルギー性皮膚症状
花粉症、体内の湿熱による皮膚反応
寄生虫症、慢性的な胃腸不調に伴う皮膚症状
名前の由来
「百虫」とは実在の虫だけでなく、
中医学でいう血中・体内に潜む微細な異常反応の総称。
「窩」は“溜まり場・巣”を意味し、
百虫窩は血と湿が停滞し、異物反応が集まる場所を指す。
皮膚に現れる症状は、
この窩に溜まった内側の乱れが表に押し出された結果である。
その他重要な事柄(臨床的視点)
・百虫窩は血海の補助穴ではなく、血の汚れを外へ逃がす排出口。
・皮膚症状が強いほど、局所にザラつきや鈍痛が出やすい。
・「掻いてしまう人」は、この部位が硬結していることが多い。
・脾・胃の不調が背景にある皮膚症状と相性が良い。
・慢性皮膚疾患では、即効性より“再発しにくさ”に差が出る。
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