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京門(けいもん) |

「京門=精の都の入り口」
“未来を生き抜く力”と“内なる静けさ”の融合点
エネルギー回復・再起動のゲート
英語
Gall Bladder(GB)25
Jing Men(Capital Gate)
京門(けいもん)(腎経の募穴)
足の少陽胆経25
The Gallbladder Meridian of Foot-Shaoyang
京門
けいもん
keimon
取穴部位
第12肋骨前端の下縁。腋窩の下方、脇腹の最も浮いた肋骨(遊離肋)を触知し、その先端のやや前下方に取る。
筋肉
外腹斜筋、内腹斜筋
運動神経
肋間神経、腸骨下腹神経、腸骨鼠径神経
知覚神経
肋間神経外側皮枝
血管
肋間動脈
主治
- 側腹部・下腹部の鈍痛、冷え
- 腎臓機能低下、尿トラブル(頻尿・排尿困難)
- 月経異常、子宮冷え、不妊
- 慢性疲労、精力減退、夜間頻尿
- 気力不足、集中力低下
名前の由来(語源と象徴)
「京」は「大きな都(首都)」を、「門」は「入り口・関所」を意味する。
つまり「京門」は**“内なる王国への入り口”**を象徴し、腎という「生命エネルギーの源」に通じる門とされる。
これは身体における「氣(いのち)の都」すなわち**腎の精を守り開く場所**と捉えることができる。
遊離肋骨という「守られた柔らかな門」に位置することも、この象徴と一致する。
東洋医学的意義と現代的応用
- 腎経の募穴として、五臓六腑のうち「腎」と直結する気の出入口。
- 京門は「精(エッセンス)のゲート」。そのエネルギーは、肉体だけでなく**意志や持久力、人生を生き抜く根源の力**に関係する。
- 慢性病や老化による腎の弱りだけでなく、**「意欲や未来への希望」を見失った人にも効果的**。
- 目標達成型の行動ばかりで、自己保存が追いついていない人に「静かな再起動」を促す。
臨床応用・象徴的アプローチ
- 身体を「都」と見立てるなら、京門は**“精の門番”**である。
- 京門に触れる施術は、患者にとって「内側から守られている」感覚を呼び起こす可能性がある。
- 施術時に「腎の声を聴き、自らの根を思い出す場所」として意識すると、**静かな深い変化が起きやすい**。
- 「動きすぎた心と体に、“還る場所”を示す」──それが京門の役割である。

→帯脈(たいみゃく)
←日月(じつげつ)
→足の厥陰肝経
←手の少陽三焦経
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