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経絡・経穴(ツボ)

神蔵(しんぞう)

神蔵とは、「奪われぬ心」を守る内なる祠

「世界が喧騒に満ちても、心の奥には静かな蔵がある。

あなたの“本来の神”はそこに、静かに息をしている。」

英語
Kidney(KI)25
Shencang(Spirit Storehouse)

神蔵(しんぞう)

足の少陰腎経25
The Kidney Meridian of Foot-Shaoyin

神蔵
しんぞう
shinzo

取穴部位
前正中線上の紫宮穴(第2肋間)から外方2寸。
第2肋間の肋間隙に沿い、鎖骨下端よりやや下、胸骨より2寸外方を目安とする。

筋肉
大胸筋、外肋間筋

運動神経
胸筋神経、肋間神経

知覚神経
肋間神経前皮枝

血管
胸肩峰動脈胸筋枝、内胸動脈

足の少陰腎経

主治(臨床応用)
・胸部の不快感、圧迫感、動悸
・不安やパニック発作に伴う胸のざわつき
・心肺機能の失調(動悸・息切れ・気短)
・眠れない、夜中に目が覚めてしまう(腎陰虚タイプ)
・強いストレスや心労からくる胸内苦悶感

神蔵は、心と腎の架け橋。精神の「中枢」に安定を取り戻す経穴。

名前の由来(オリジナル解釈)
「神」は、精神・魂・意識の中枢を意味し、
「蔵」は“蔵する=内にしまい込む”“保存する”という意味を持つ。

すなわち「神蔵」とは、
“心の核”である神(しん)をしっかりと内に保ち、揺るがぬ精神の蔵を作る場所

感情に揺れやすく、恐れや怒り、不安によって心が乱れる時、
この経穴は静かに“神”を内側へと収め直す働きを持つ。

「感情の波に飲み込まれたくないとき、神蔵はあなたの“魂の避難所”となる」

象徴的・エネルギー的意味
・心(しん)と腎(じん)の通路を安定化させる、魂のセンター
・魂が動揺したとき、自分を取り戻す鍵となる
・「神を蔵する」とは、“外界に奪われない自己の核”を育てることでもある

▶ **神蔵は「動乱の中にある静寂」、内なる神性の小さな祠(ほこら)である。**

臨床応用のヒント
・焦り、不安感、緊張が胸の奥にこもっているタイプに
・「誰にも理解されない」と感じて心が散漫になっているときに効果的
・「何のために生きているかわからない」という深い問いを抱えている人にも

セルフケア・養生法
・夜、心がザワザワするときに、軽く胸に手を当てて深呼吸するだけでも有効
・温灸で穏やかに温めながら、自分の内面に「ありがとう」と伝える時間をつくる
・「神蔵」は瞑想前に軽くタップすると集中力が増し、心が鎮まる人も多い

詩的な表現
・「神を蔵す場所、それは己の中にしか存在しない」
・「心を閉じても、魂の蔵はあなたの奥に灯り続ける」
・「混乱の時代、霊(ひ)を守る蔵は胸の奥深くにある」

「神蔵」は、人生の嵐の中に立つ“魂の倉庫”。
静かに鍵を開けば、そこに本当のあなたが待っている。

→彧中(或中)(いくちゅう)

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→手の厥陰心包経

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