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清冷淵(せいれいえん) |

▶ 清冷淵は、焦る気の“帰る場所”。
内なる熱に疲れた人が、そっと腰を下ろす“冷泉”である。
英語
Triple Energizer(TE)11
Qinglengyuan(Clear Cold Abyss)
清冷淵(せいれいえん)
手の少陽三焦経11
Triple Energizer (Triple Heater TH) Meridian of Hand-Shaoyang
清冷淵
せいれいえん
seireien
取穴部位
肘頭から肩髎(けんりょう)穴に向かって上2寸、
上腕三頭筋の外側縁に沿う凹みに取る。
腕を軽く屈曲させると、筋の境界が明瞭になる。
筋肉
上腕三頭筋(外側頭)
運動神経
橈骨神経(主に上腕後部の伸筋群を支配)
知覚神経
後上腕皮神経
血管
中側副動脈、上腕深動脈

主治(臨床応用)
・上腕の痛み、重だるさ、脱力感
・肘〜肩にかけての熱感や炎症症状(腱鞘炎や神経炎など)
・熱が上半身に停滞したことによるイライラ、不眠、焦燥感
・慢性疲労による心身の“火照り”や中途覚醒
・体表面に熱がこもりやすい“虚熱”体質の冷却点
▶ 上腕の奥深くに潜む熱、
それを静かに鎮める“冷やかな泉”が清冷淵である。
名前の由来(オリジナル解釈)
「清」は清らかで透明な状態を、「冷」は熱を鎮める冷性を示し、
「淵」は深く静かな水のたまり——すなわち、
**熱を鎮め、清浄さを取り戻す深いエネルギーポイント**であることを表す。
▶ 清冷淵は、心の火照りと身体の余熱をそっと吸い取り、
静寂を湛える“内なる清泉”を呼び起こす。
精神的・象徴的意義
・過剰な行動力や“やるべきこと”に追われ、内に火を抱えた人に。
・「なぜか気が急く」「イライラして眠れない」——
その根には、内熱の停滞と熱毒の小さな炎がある。
・清冷淵は、火を否定せず、ただ静かに“冷やす”。
▶ 火を消すのではなく、火と共に在る方法を教える。
それが清冷淵という“知恵の水辺”。
臨床応用の組み合わせ
・熱感を伴う肘の痛みや上腕炎症には:清冷淵+天井+少海
・寝汗・のぼせ・虚熱には:清冷淵+太谿+復溜
・ストレス性の熱症状(赤ら顔、怒り、不眠)には:清冷淵+神門+内関
セルフケア・養生法
・手のひらを上にし、反対の親指で清冷淵をじわっと3秒ずつ押す。
・お風呂上がりなど体が温まった後に行うと効果的。
・眠る前の“心の冷却装置”として毎晩使うと、睡眠の質が変わる。
詩的表現
・「熱に浮かされた心が、一杯の冷水を欲する時、そこに清冷淵がある。」
・「上へ上へと焦がれる気を、静かに沈める井戸の縁。」
・「火の時代に必要なのは、冷たく清らかな“淵”である。」
・「焦らずともよい、清冷淵があるのだから。」
→消濼(しょうれき)
←天井(てんせい)
→足の少陽胆経
←手の厥陰心包経
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