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経絡・経穴(ツボ)

角孫(かくそん)

「角孫」は感覚の出入り口、情報のフィルター、心の静寂を取り戻す場所

英語
Triple Energizer(TE)20
Jiaosun(Angle Vertex)

角孫(かくそん)

手の少陽三焦経20
Triple Energizer (Triple Heater TH) Meridian of Hand-Shaoyang


角孫
かくそん
kakuson


取穴部位
耳を前に折ったとき、耳輪の上端が触れる髪の生え際。
耳の頂点が接する頭皮の端に指を滑らせ、くぼみを探るように取る。
頭部と耳のエネルギーの交差点。


筋肉
上耳介筋、側頭筋(深層)


運動神経
顔面神経(耳介枝)


知覚神経
大耳介神経、耳介側頭神経


血管
後耳介動脈、浅側頭動脈の枝


主治



名前の由来(語源)
「角」は“耳の角(つの)”のような出っ張りを、「孫」は“分かれ・分岐”を意味する。
つまり**「角孫」とは、頭部の外界への感覚枝が枝分かれする場所**。
耳と頭の境界線に位置し、“内なる声”と“外の音”の調整役を担う。
情報が過多になったとき、このツボは「整理と沈静」のスイッチとなる。


臨床的応用と特徴

心身へのメッセージ
角孫は、耳を通じて受け取る「音」の世界と、脳で響く「思考」の世界をつなぐ門。
あまりにも多くの声、情報、ノイズに包まれて、
自分の“ほんとうの声”が聴こえなくなったとき——
このツボをそっと刺激してみてください。
角孫はきっと、**「余計な音を閉じ、自分の中心と再びつながる」**静けさを思い出させてくれるでしょう。

手の少陽三焦経

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