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角孫(かくそん) |

「角孫」は感覚の出入り口、情報のフィルター、心の静寂を取り戻す場所
英語
Triple Energizer(TE)20
Jiaosun(Angle Vertex)
角孫(かくそん)
手の少陽三焦経20
Triple Energizer (Triple Heater TH) Meridian of Hand-Shaoyang
角孫
かくそん
kakuson
取穴部位
耳を前に折ったとき、耳輪の上端が触れる髪の生え際。
耳の頂点が接する頭皮の端に指を滑らせ、くぼみを探るように取る。
頭部と耳のエネルギーの交差点。
筋肉
上耳介筋、側頭筋(深層)
運動神経
顔面神経(耳介枝)
知覚神経
大耳介神経、耳介側頭神経
血管
後耳介動脈、浅側頭動脈の枝
主治
- 耳鳴り、難聴、耳の閉塞感
- 側頭部の頭痛、重だるさ
- あごの違和感、食いしばり
- 顔面神経麻痺(特に耳まわりの緊張)
- 精神的ストレスによる頭の興奮状態
名前の由来(語源)
「角」は“耳の角(つの)”のような出っ張りを、「孫」は“分かれ・分岐”を意味する。
つまり**「角孫」とは、頭部の外界への感覚枝が枝分かれする場所**。
耳と頭の境界線に位置し、“内なる声”と“外の音”の調整役を担う。
情報が過多になったとき、このツボは「整理と沈静」のスイッチとなる。
臨床的応用と特徴
- 感覚過敏(音や話し声がうるさく感じる)への即効ポイント。
- 耳鳴りや側頭部痛に使うが、実は**心の焦りやイライラ**にも効果的。
- 「静かにしたいのに、頭の中が騒がしい」とき、軽く押さえるだけでも和らぐことがある。
- 耳と脳の“回路切り替えスイッチ”として、特に夜間の使用がすすめられる。
心身へのメッセージ
角孫は、耳を通じて受け取る「音」の世界と、脳で響く「思考」の世界をつなぐ門。
あまりにも多くの声、情報、ノイズに包まれて、
自分の“ほんとうの声”が聴こえなくなったとき——
このツボをそっと刺激してみてください。
角孫はきっと、**「余計な音を閉じ、自分の中心と再びつながる」**静けさを思い出させてくれるでしょう。

→耳門(じもん)
←顱息(ろそく)
→足の少陽胆経
←手の厥陰心包経
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