癌(がん)
英語
Cancer
もくじ
執筆者
癌(がん)は日本人の死因の第一位
戦前の日本の主な死因は,結核や肺炎などの感染症でした。
1950年代前半には脳血管疾患が死因の第1位となり、
1980年代前半から現在、癌が日本人の最大の死因となっています。
癌は、日本人の死因の一位です。
これだけ医学、医療が進歩しているといわれている現在、癌は毎年増加しています。
癌の三大治療
手術、抗がん剤、放射線が現在病院で行われているがんの3大治療です。
癌の痛みを抑える治療
癌は疼痛を訴える方が多く、痛み止めが頻繁に処方されています。
WHO(世界保健機関)方式
がん性疼痛治療法5原則
① 経口投与が基本
② 時間を定めて定期的に投与
③ WHO ラダーに沿った痛みの強さに応じた薬剤の選択
患者さんに見合った個別的な量の投与を基本として、鎮痛効果と副作用のバランスを考慮します。
痛み止めはあくまで癌の痛みを薬で一時的に軽減するものなので、癌そのものを治すための治療ではありません。
癌の緩和医療
癌の緩和治療としては、痛み止めだけでなく、WHOの定義にそった、心理社会的、スピリチュアル的な心の問題にも取り込んでいくことが大切だと言われています。
癌の疫学
2009年に癌で亡くなった方は約34万人で、総死亡の約30%でした。
男性では肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんの順に多く、
女性では大腸がん、肺がん、胃がん、膵臓がん、乳がんの順に多い。
癌で亡くなったとされる方のうちの多くは癌の治療で亡くなった方々も含まれ、そういうデータは発表されません。
癌(がん)の鍼灸、整体、マッサージ
臨床で使用する経穴の例:
頭では 百会(ひゃくえ)など。
その他、癌種や症状に応じます。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
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参考文献
内科学
門脇 孝、 永井 良三(著)
西村書店
2012/7/24 発売
癌(がん) 関連外部リンク
Cancer
WHO
What Is Cancer?
NCI
American Cancer Society
癌の索引
癌 Tumor/Cancer
脳腫瘍 Brain Tumor
腫瘍の病理学
癌 Tumor/Cancer
◎胃癌(胃がん)
◎肺癌(肺がん)
◎大腸癌(大腸がん)
◎腎腫瘍(腎細胞癌、腎臓癌)
◎肝臓癌 肝癌
◎胆嚢がん 胆管がん
◎膀胱癌(膀胱がん)
◎食道がん
◎癌性腹膜炎
◎子宮がん 子宮体癌
◎子宮がん 子宮頸がん
◎前立腺がん
◎乳がん
◎膵臓癌 膵がん
◎悪性リンパ腫
◎白血病
◎甲状腺がん
◎甲状腺がんの鑑別
脳腫瘍 Brain Tumor
◎脳腫瘍
◎脳腫瘍の種類と発生率
◎脳腫瘍の疫学
◎脳腫瘍の症状
◎脳腫瘍の局所症状
◎脳腫瘍の検査
◎脳腫瘍の治療
◎脳腫瘍の予後
◎大脳半球の腫瘍
◎神経膠腫(グリオーマ)
◎神経膠腫(グリオーマ)と悪性度
◎神経膠腫(グリオーマ)の症状
◎神経膠腫(グリオーマ)の局所症状(巣症状)
◎前頭葉(ぜんとうよう)の障害
腫瘍の病理学
◎腫瘍とは
◎良性腫瘍と悪性腫瘍(癌)のちがい
◎髄様癌と硬癌
◎腫瘍(癌)細胞の特徴
◎腫瘍(癌)細胞の大きさとかたち
◎腫瘍(癌)細胞の細胞核
◎腫瘍(癌)細胞の染色体
◎腫瘍(癌)細胞の細胞質
◎腫瘍(癌)細胞の極性
◎フィラデルフィア染色体
◎腫瘍(癌)細胞の異型性(分化度)
◎癌腫と肉腫の違い
◎前癌性病変
◎発癌の第一歩
◎腫瘍(癌)細胞の潜伏期
◎腫瘍(癌)細胞の発育期
◎早期癌と進行癌
◎上皮内癌の代表的なもの
◎癌の増殖
◎転移の様式
◎播種性転移
◎転移を受けやすい部位と受けにくい部位
◎腫瘍の局所病変
◎腫瘍の全身への影響
◎腫瘍の発生原因 発がん因子
◎腫瘍の発生原因 癌ウイルス
◎癌増殖のプロモーター
◎遺伝が関与するといわれる腫瘍
◎良性腫瘍の分類と代表的なもの
◎悪性腫瘍の分類と代表的なもの