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光明(こうめい) |

英語
Gall Bladder(GB)37
Guang Ming(Bright Light)
光明(こうめい)(絡穴)
足の少陽胆経37
The Gallbladder Meridian of Foot-Shaoyang
光明
こうめい
komyo
取穴部位
外果(外くるぶし)から陽陵泉(GB34)に向かい、上3寸に位置する。腓骨の前縁をなぞるようにして、長腓骨筋の前方に圧痛または小さなくぼみを確認することで取穴する。立位で足を軽く外旋させると触れやすい。
筋肉
長腓骨筋
運動神経
浅腓骨神経
知覚神経
外側腓腹皮神経
血管
前脛骨動脈
主治
- 下肢の疲労感・しびれ・冷感
- 胆経ラインに沿った筋の張りや神経痛
- 目の疲れ・視界不良(「光明」の名からも視機能との関連あり)
- 自律神経の乱れによるイライラや不安定な情緒
- 五志の中の「怒」に偏った心身状態の鎮静
名前の由来
「光明」とは、直訳すれば“明るい光”を意味し、経絡上に現れる“気の閃き・滞りの解放”を象徴しています。この経穴は「胆の絡穴」であり、胆経の本流と絡脈を通じて他の臓腑に光を届けるような働きを持ちます。つまり、**暗がりに差し込むような“気の活性化ポイント”**として名付けられたと解釈できます。古典にある“胆は決断を司る”という観点からも、**光明=迷いを断ち切る洞察の象徴**として重要です。
その他・臨床応用
- GB37は絡穴であり、**肝胆と他経絡との“連絡点”**として働く。特に肝と心、脾との絡みに注目すると、感情や消化の不調にも応用可能。
- 「目の明るさ=精神の明瞭さ」と捉え、視覚障害だけでなく**うつ的症状・意欲減退**にも使われる。
- 西洋医学的には、坐骨神経に連動するエリアであり、**腰〜外踝ラインの神経症状**に効果を発揮することが多い。
精神・象徴的意義
このツボは、「心の霧を晴らす」という精神的効用を含んでいます。現代人の多くが陥りやすい“気の重さ”や“視野の狭さ”は、胆経の流れの滞りによるものが多く、光明はその流れを一挙に開放する“スイッチ”となり得ます。鍼灸施術において、患者が「スッキリしました」と感じるポイントとして重要です。

→陽輔(ようほ)
←外丘(がいきゅう)
→足の厥陰肝経
←手の少陽三焦経
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