![]() |
神道(しんどう) |

「道に迷う時こそ、神道に戻れ」
魂の静けさと意識の回復地点としてのツボ
「魂と生き方の軌道修正」
英語
Governor Vessel(GV)11
Shen Dao(Spirit Path)
神道(しんどう)
奇経 督脈11
The Du Meridian (Dumaixue)
神道
しんどう
shindo
取穴部位
第5・第6胸椎棘突起間、正中線上
肩甲骨内縁よりやや内側、背部の中上部に位置
筋肉
棘上靭帯、棘間靭帯、脊柱起立筋群(特に多裂筋)
運動神経
胸神経後枝(T5〜T6)
知覚神経
胸神経後枝
血管
肋間動脈背枝(第5・第6肋間)
主治
- 精神不安、情緒不定
- 健忘、集中力低下
- 胸部不快感、動悸
- ヒステリー、パニック障害
- 不眠症、自律神経の乱れ
名前の由来(オリジナル解釈)
「神道」とは、文字通り「神の通り道」。 古代中国において「神」は単なる宗教的存在ではなく、**精神・意識・魂を含む高次の働き**を意味した。 このツボはまさに**精神(神)の通路=神経の調律点**とされ、心神が身体を巡る際に一時的にとどまる“関所”のような場所と考えられる。 また「道」とは、流れであり秩序でもある。つまり神道は、「精神が流れる正しい道筋」を整えるツボと捉えることができる。
中医学的意義
- 心神(しんしん)を鎮め、神志(精神活動)を清らかにする
- 肝気が心に影響して不安・焦燥が出ている場合に有効
- 気機の上衝を鎮めることで、動悸や呼吸の乱れを整える
象徴的な意味
- 「神」が正しく通るための“意識の通路”
- 現代においては、**情報や感情に溺れる心を再調律するためのポイント**
- 神道の異常は、道を見失った「迷いの心」に表れやすい
臨床ヒント
- 鬱や不眠を訴える患者で、霊台と併用して使うと効果が高い
- 感情を表に出せないタイプの人に圧痛や硬結が出やすい
- 情緒を抑え込みすぎるタイプ(特に内向型の人)に調和をもたらす
セルフケア・意識法
- このツボに手を添えて、ゆっくりと「今ここに戻る」と意識するだけでも心神が整う
- 静かな部屋で温灸を用い、「私は本来の道を歩いている」と唱えると安定感が戻る
- ストレス過多の人には、ここにパートナーが手を当てる“共鳴施術”も効果的
補足:心と魂の“原点回帰”
霊台が“魂の座”だとすれば、神道は“魂の道”。 現代人は常に「次は何をすべきか」「何者であるべきか」と未来志向になりすぎているが、神道は「**本来の自分を通すルート**」に戻すための重要なポイント。 この経穴を通じて、「いまの自分に、戻る」――この感覚を得ることができれば、人生にとっての“道”もまた静かに開かれていく。

→身柱(しんちゅう)
←霊台(れいだい)
→手の太陰肺経
←任脈
関連記事
