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経絡・経穴(ツボ)

中都(ちゅうと)

英語
Liver(LV)6
Zhong Du(Central Metropolis)

中都(ちゅうと)(郄穴)

足の厥陰肝経6
The Liver Meridian of Foot-Jueyin

中都
ちゅうと
chuto

取穴部位
内果(内くるぶし)の上方7寸、脛骨内側縁に沿った筋と骨の間の陥凹部に取る。
皮膚を軽く押すと「深みにすっと沈む感じ」があり、肝経の気が籠ったような反応が出やすい場所。

筋肉
後脛骨筋、長趾屈筋(その腱に隣接)

運動神経
脛骨神経(間接的支配)

知覚神経
伏在神経

血管
前脛骨動脈の枝

主治


名前の由来
「中都」とは、「中」は“中央”や“調整”を、「都」は“集まるところ”を意味します。
つまり中都とは、**心身の乱れたエネルギーが一時的に集中し、そこで整えられて再び流れ出す場**を表しています。 特にこのツボは郄穴(げきけつ)であり、**急性の変化に反応しやすく、深部のエネルギー調整に優れる**とされます。

独自の臨床観と現代的意義
東洋哲学的考察
郄穴は「気血の深層にアクセスする」特殊な経穴とされます。 中都はその中でも、**「肝」の急性の乱れを沈め、中心に引き戻す要所**です。

人は強い感情(怒り・悲しみ・不安)に揺れたとき、内なる“都”=中心軸を見失います。 中都はそのようなとき、まるで**心の羅針盤**のように、今いる場所にもう一度自分を着地させてくれます。

人生の過渡期にいるとき、身体の痛みや感情の波に飲み込まれそうなとき、このツボに触れることで
**自分自身との「再統合」のプロセス**が始まることもあるのです。

補足 - 中都は刺針によって一時的に「深層の氣の調律」が可能となるため、
 繰り返す急性症状(生理痛、ぎっくり腰、情緒の爆発)に対しては特に有効です。 - 刺激は深すぎず、むしろ**中庸な力で“潜り込ませる”ように**用いると良い反応が得られます。

足の厥陰肝経

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