HOME | うつ病 | うつ病の診断基準

うつ病の診断基準


うつ病の診断基準


英語

Diagnostic criteria for depression

もくじ

・うつ病の診断基準

執筆者

井出井出 貴之(鍼灸師)プロフィール

うつ病とは

うつ病とは、持続的な抑うつ気分や喜びの喪失を主な症状とし、日常生活に支障をきたす心の病とされています。 現代医学では脳内の神経伝達物質のアンバランスや心理的ストレスが原因とされますが、 中医学では体全体の「気・血・津液(体液)」の流れの失調として理解されます。

うつ病とは

うつ病の診断基準と症状

以下のうち5つ以上が2週間以上続き、日常生活に支障をきたす場合、うつ病と診断されます(DSM-5準拠)。 最低1つは「抑うつ気分」または「興味・喜びの喪失」である必要があります。

  • 抑うつ気分(悲しみ、虚無感)がほとんど1日中、毎日続く
  • 喜びや興味の喪失が持続
  • 体重の大幅な変化や食欲の異常(増減)
  • 不眠または過眠
  • 精神運動の焦燥または制止
  • 強い疲労感、無気力
  • 無価値感や過剰な罪悪感
  • 思考力や集中力の低下
  • 死についての反復思考や自殺念慮
うつ病の診断基準

中医学の視点からみたうつ病

中医学では「うつ」は「鬱証」として分類され、五臓のうち特に「肝」の気の停滞や、「心」「脾」の虚損が関係します。 症状に応じて、以下のようなタイプに分けて弁証し、対応します。

  • 肝気鬱結型:胸の詰まり、怒りやすい、ため息が多い
  • 心脾両虚型:疲労、不眠、健忘、食欲低下
  • 痰気鬱結型:胸苦しさ、憂うつ感、身体の重だるさ
  • 肝腎陰虚型:不安感、焦燥、寝つきが悪い、めまい

現代医学との比較

現代医学では薬物療法やカウンセリング、認知行動療法が主流です。 中医学は、身体のバランスと流れを重視し、個々の体質に応じて根本原因を探る「オーダーメイド医療」です。 薬の副作用や依存性を避けたい方にも、自然治癒力を高める手段として注目されています。

鍼灸によるアプローチ

中医学的観点から、うつ症状の改善に役立つ経穴(ツボ)をご紹介します。

整身・整息によるセルフケア

整身(姿勢を整える)

心が沈むとき、身体も自然と丸く縮こまります。背筋を伸ばし、丹田に意識を置いて坐ることで、身体と心がつながります。

整息(呼吸を整える)

呼吸は心と直結しています。吸気よりも吐気を長くする「4秒吸って6秒吐く腹式呼吸」は副交感神経を刺激し、心を穏やかにします。

本当の癒しと未来の医療へ

私たちは、薬に頼ることなく「自分の力で整う」未来型の医療を提案します。鍼灸、整体、整身・整息による非侵襲的なアプローチで、 あなた本来の自然治癒力を引き出し、対症療法では届かない「根本の癒し」を目指します。

自然で優しい癒しの時間

参考文献

学術雑誌 うつ病診療の診断基準
メディカルレビュー社 2013

お友達にシェアする!

facebook  twitter  line

関連外部リンク

DSM-5 Criteria: Major Depressive Disorder
Florida Center for Behavioral Health Improvements and Solutions

Major Depressive Disorder (Diagnosis)
Child Health Specialty Clinics

Depression: Diagnosis
CAMH