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統合失調症の特徴と中医学的アプローチ

統合失調症の特徴

井出 井出 貴之(鍼灸師) | プロフィール

統合失調症の特徴

統合失調症は、現代医学では主に脳内の神経伝達物質のアンバランスによって起こるとされ、以下のような症状に分類されます。

  • 陽性症状:幻聴、妄想、思考の混乱など
  • 陰性症状:意欲低下、感情の平板化、引きこもりなど

発症年齢は主に10代後半から30代前半に多く、人口の約1%が経験すると言われています。陽性症状が目立った後、陰性症状へと移行するケースも多く、慢性的な経過をたどることもあります。

統合失調症の説明図

参考リンク:統合失調症ABC(大塚製薬株式会社)

現代医学と中医学の違い

現代医学は「統合失調症」を脳の器質的な障害やドーパミンなどの神経伝達物質の過剰・不足と捉え、主に抗精神病薬で症状を抑える対症療法が中心です。

一方、中医学では、心神(精神活動を司る)や肝(気血の流れを調整)、腎(生命力の源)などの機能バランスの乱れを重視します。「心神の不安定」「肝気の鬱結」「腎精の不足」などが主な弁証(診断)となります。

鍼灸・整身・整息による統合失調症のケア

中医学的なアプローチとして、以下のような経絡・経穴が活用されます。

また、整身・整息(姿勢と呼吸の調整)によって、身体の中心軸を整え、内なる静けさを取り戻すことが、精神の安定に大いに役立ちます。

市販のお灸を活用する際も、これらのツボを参考にして、自宅で簡易的なケアを行うことが可能です。

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参考文献

統合失調症 村井 俊哉 (著)
岩波書店 2019

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関連外部リンク

Schizophrenia - Symptoms and causes
Mayo Foundation for Medical Education and Research (MFMER).

Schizophrenia
National Institute of Mental Health

What is Schizophrenia?
American Psychiatric Association.