初期のパニック発作

英語
Early panic attack
初期のパニック発作
初期の発作はこれまでのストレス+あらたなストレスによって引き起こされる防衛反応です。
発作は、脳機能が病気だから起きているのではなく、脳機能が正常だから、ストレスを回避して、心と体を守るために起きています。
人間は何かとてつもない大きな刺激に出会った時、交感神経や副交感神経を優位にして、問題を乗り切ろうとします。
例えば、森でクマに襲われて、どうしてもかなわないと判断したとき、一気に「心臓を鼓動して血液循環を早め」「精一杯呼吸して酸素供給を増やし」、思いっきり戦うか逃げるかします。
反対に、コンサートでずっと恋焦がれて憧れていた歌手が目の前に現れた時、からだ中の交感神経が興奮し頂点に達し、耐えきれなくなったとき、副交感神経を一気に発動させて気絶します。
これらは、自律神経を介して、ドキドキバクバクしながら過呼吸になり、耐えきれない刺激から身を守る方法です。
自律神経が急激にに変動するので、ドキドキや過呼吸だけでなく、めまいや吐き気、胃腸の不調が起きることになります。
この反応が強いか弱いかで、発作症状のあらわれ方も強弱します。
これがパニック発作の原理です。
不安の袋の中に、子供の頃からストレスを溜め込んで大きくしてきた過去が影響します。
ときどきこの不安の袋から不安が漏れ出そうとしても、すぐに目をそらして、無意識にその袋を閉じてきました。
ドキドキバクバクの過呼吸は子供の頃も経験している可能性があります。(身近な人のどなり声や鳴き声などを聞いて)
この子供の頃つくられた思考パターンが今も存在して、ストレス環境下で症状を再発させている可能性があります。
パニック発作は大きな耐え難いストレスが引き金となって不安の袋から、不安が一気に漏れ出してきた現象です。
初期の発作は、それまでに積もり積もった「物理的・心理的ストレス」も含めて、今あるストレスから逃れるために起きた、
「自律神経を介した命がけの防御反応」なのです。
これは正常に機能している生理現象で、本当は病気ではないのです。
長期的には環境を変化させて物理的・心理的ストレスを軽減していく必要が大切です。
まとめ
初期のパニック発作はこれまでのストレス+今のストレスから身を守るための防御反応で、当然の生理的現象。脳機能や心肺機能が正常に働いているからこそ起きる動物本能の健全な防御反射。実は子供の頃もドキドキバクバクを何度か経験している可能性がある。
長期的にストレス環境を変化させていくことが大切。
同時に、「思い(他人や自分の)」に振り回されない訓練も大切。
このメカニズムを理解しないまま、発作を器質的な病気、精神的な病気ととらえ、不安を増加させ、「汎化」(自己洗脳)することで、ストレスはさらに高まります。
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