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死の恐怖(死の悟り)のパニック発作


死の恐怖(死の悟り)のパニック発作

英語

Panic attack due to fear of death (realization of death)

死の恐怖(死の悟り)のパニック発作

パニック発作により、「このまま心臓が止まって死んでしまうのではないか」という差し迫った死を実感したことで、これまでの人生に後戻りできないような感覚への恐れが起こることがあります。


死を悟る前の人生と、死を悟った後の人生に何か大きなギャップを感じるような感覚です。


自分だけ前に進めずに、置いてきぼりになって、孤独になってしまったような感覚です。

「心臓に異常があるのではないか」

「心臓が止まったらどうしよう」

「でも死んだらどうなるのだろう」

といった心配で頭がいっぱいになり、


これまでの人生がどのようなものだったのかの感覚が鈍り、これから、どうのように生きていったらいいのか分からなくなり、不安感や恐怖心が増幅します。

「人は、私は、どうせ死んでしまうんだ」

「なぜみんな平然としていられるのだろう」

「何のために生きるのか…」というような疑問が沸き起こることがあります。


これが人生の大きな疑問として浮上し、ストレスとなります。

中には仕事も家庭もすべて捨てて、出家(しゅっけ)してしまう人がいるぐらいの大きなストレスになることもあります。


ひとによりこのストレスの強弱はさまざまですが、発作を経験した人は少なからず死を意識するようになります。



このストレスもまた、前回のストレスに加わり、さらなる予期不安や広場恐怖症をつくります。


ではどうやってこのストレスを解決していけばよいのでしょう。




「人は何のために生きるのか…」

これは、いつの間にか(本来の生き方から逸脱して)、これまで「何かのために生きてきた」ことを意味します。


そして、その「何か」は、実は自分の死の前では全く役に立たないことに気づいてしまった絶望です。


「何かのためだけに生きてきた人」が老人になり、病気になって、自分の死を実感した時、

これまでの人生が、まったく意味をなさないものだということに気づき、絶望の海に溺れて死んいくことがあります。

人間社会で、地位あろうがなかろうが、お金があろうがなかろうが、自他ともに認める成功者であろうがなかろうがです。


これが、自己の「死」から目をそらしつづけて、「何かのために今を犠牲にして生きてきた結果」です。



「何かのために生きてきた」という疑問から、死を見つめて、真実に目を向けられるようになるまでには、時間がかかるかもしれません。



やがて、、、その疑問は、、、


「人生は限られている」ということを実感し、受け入れざるをえなくなります。


それを踏まえて、


「何のために生きるのか…」は、


「限られた人生を、今をいかに生きるのか」におきかわっていきます。


これは出家しようがしまいが、しっかりと自己を見つめることが実感できた時、おきかわる自然現象だと思います。



「限られた人生を、自分は、何を最高価値として、いかに今を生きるのか」

これが、人生が本来あった方向性におきかわていく流れです。

本来ある方向性とは元の気(元気)の方向です。


まとめ

パニック発作や躁鬱症状は極限のストレスにより死を意識させ、人生は一度しかない、はかなく大切なものであることに身をもって気づかせ、納得できる人生を見つめ直し、実践していくために、心身が起こしている可能性があることを心得る。


時間をかけ自己と向きあい、心身の声を感じながら模索していく作業が必要であり、薬はその作業の邪魔をする。


パニック障害やうつ病を完治するとは、死に裏打ちされた自己の充実した今の生き方を、実践していくということ。



「いつ死んでもいい」と、感謝して思えるような人生の今とは。


今その方向性に進む必要があるから症状がでている可能性があるということ。



今後も薬で麻痺させて、死や不安に蓋を閉めたまま、迷い続けるのも一度の人生、


勇気をだして「苦しくて不安な」心身の声と真摯に向きあい、


自己を愛する航海に乗り出すも一度の人生。


できるのはあなただけ。



井出

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