
蕁麻疹(じんましん)
英語
Hives
蕁麻疹は、かゆみのあるブツブツや赤い点々が出たり消えたりを繰り返す皮膚の病気です。蕁麻疹の特徴とおすすめ鍼灸のツボまで詳しく解説。
もくじ
執筆者
蕁麻疹とは
蕁麻疹とはかゆみのある発疹(ブツブツ)や紅斑(赤い点々)が出たり消えたりを1日のうちでも繰り返す皮膚の病気です。

蕁麻疹とストレス
蕁麻疹は昔から、心理的なストレスなどが身体に現れる心身症として皮膚に現れる病気の代表的なものとされています。
蕁麻疹の症状
蕁麻疹はかゆみがあり、引っかき傷が皮膚に残ることが多いです。
蕁麻疹は皮膚の炎症のきっかけになった出来事が無いにも関わらず出てくることもあります。
心身症の蕁麻疹の場合、ステロイド薬でも症状が抑えられない場合もあります。
蕁麻疹は以下の症状を伴うことが多くあります。
眠れない
睡眠がとれていない
大きなストレスがある
イライラする
疲れやすい
など
また、不安や抑うつ状態などと合併することがあります。
蕁麻疹は夜に痒い?
夜になると体が痒くなることがあります。
夜は昼間よりもリラックス神経が優位な場合が多く、血管が広がりやすいです。
血管が広がると血流が多くなり、炎症傾向のお肌がさらに炎症してかゆみや痛みが増しやすいです。
昼間は活動中心で他に考えることが多いが、夜はかゆみや痛みに集中しやすいこともあげられます。
これらの理由で昼間よりも夜にかゆみを多く感じる傾向があります。

蕁麻疹の原因
蕁麻疹のはっきりとした原因は解明されていません。
蕁麻疹は、かゆみを引き起こす物質であるヒスタミンが体内に放出されることで毛細血管が炎症を起こし発症すると考えられています。
蕁麻疹の病型のうち、特発性蕁麻疹が最も多く、慢性蕁麻疹は自律神経が関与しているものと考えられています。
また、自己抗体がみられる蕁麻疹もあり、アレルギーや自己免疫疾患との関連性が高いと考えられる場合もあります。
風邪をひいて急性の蕁麻疹が起きることもあります。
心理的ストレスやパニック障害などでは、交感神経の興奮によって発汗して生じるコリン性蕁麻疹があります。
蕁麻疹の種類
特発性の麻疹
急性蕁麻疹(発症後6週間以内)
慢性蕁麻疹(発症後6週間以上)
刺激誘発型の蕁麻疹
アレルギー性の蕁麻疹
食物依存性運動誘発アナフィラキシー
非アレルギー性の蕁麻疹
アスピリン蕁麻疹
物理性蕁麻疹 (温熱蕁麻疹、機械性蕁麻疹、寒冷蕁麻疹、日光尋麻疹、水蕁麻疹、遅延性圧蕁麻疹)
コリン性蕁麻疹
接触蕁麻疹
血管性浮腫
特発性の血管性浮腫
刺激誘発型の血管性浮腫
振動血管性浮腫
ブラジキニン起因性の血管性浮腫
遺伝性血管性浮腫
蕁麻疹関連疾患
蕁麻疹様血管炎
色素性蕁麻疹
Schnitzler 症候群およびクリオピリン関連周期熱症候群
蕁麻疹の病院での治療
抗ヒスタミン薬
抗不安薬
抗うつ薬
睡眠薬
など
蕁麻疹の対処法
自律訓練法
催眠療法
認知行動療法
など

蕁麻疹で使用する経絡・経穴(ツボ)の例
鍼灸や指圧治療として
大椎
肺兪
肝兪
腎兪
大腸兪
膻中
中脘
関元
陽池
など
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。

アトピー
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参考文献
アトピー・かゆみ・じんましん 皮膚とアレルギーの名医が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった146問に専門医が本音で回答! (健康実用)
佐伯秀久 (著), 中原剛士 (著), 髙森建二 (著), 清益功浩 (著), 小林美咲 (著)
文響社; 四六版
2021/8/5発売
蕁麻疹・血管性浮腫パーフェクトマスター (皮膚科臨床アセット)
古江 増隆 (編集), 秀 道広 (編集)
中山書店
2013/2/1発売
関連外部リンク
Hives: Pictures, Causes, and How to Treat Them
Healthline
Hives
Cleveland Clinic
Hives: FAQs
American Academy of Dermatology