心臓神経症

英語:
cardiac neurosis
心臓神経症(cardiac neurosis)とは動悸、胸部不快感、胸痛、息切れなど心循環器症状を主訴とするも、それを説明する器質的心疾患が検査で認められないもの。
心臓神経症(cardiac neurosis)
心臓神経症は「心臓病」に対する不安や死へのおそれが根底にある神経症と考えられています。
寝ても覚めても、心臓のことが心配で、気になって、心身がオーバーヒートしてしまう状態がエンドレスにつづく気がします。
「自分は心臓病でいつ突然死してもおかしくないのではないか」
「死ぬのが怖い」
「死んだらどうなるのだろう」
「なぜみんな平然としていられるのだろう」
「とにかく怖いし不安だ」
といった脅迫感が押し寄せて、潰されてしまうような感覚が起きることがあります。
Da Costa(ダ・コスタ)症候群や神経循環無力症という病名も、同義語として用いられることが多いです。
近年、神経症という言葉が用いられなくなったことに伴い、心臓神経症という病名もあまり用いられなくなりました。
現在では、パニック障害(panic disorder)とほぼ同義であると考えられています。

心臓神経症の経穴(ツボ)
中医学における病因と弁証
中医学では、心臓神経症の症状は「心悸」「驚悸」「胸痺」などの範疇に入り、主に以下のような弁証論治が行われます:
- 心陰虚:動悸・不眠・焦燥・舌紅少苔。養陰安神の法で対応。
- 心気虚:倦怠感・息切れ・冷え。益気養心の法。
- 痰熱内擾:胸悶・不安・痰が絡む。清熱化痰・安神。
- 肝気鬱結:抑うつ・ため息・胸脇痛。疏肝解鬱の法。
これらの弁証に基づき、個々の体質や生活背景を重視した調整が行われます。
鍼灸による調整アプローチ
鍼灸では、自律神経の調整や気血の循環を促すことで、心悸や不安を和らげます。代表的な取穴例として:
刺鍼は浅く穏やかに行い、過剰な刺激は避けて心身の安定を重視します。
整身・整息によるセルフケア
心臓神経症の改善には、日常の中で「整身・整息」を実践することが有効です。これは姿勢と呼吸を整えることで自律神経を調え、心身を調和へ導く養生法です。
整身(姿勢の調整)
座位で骨盤を立て、背筋を自然に伸ばします。肩の力を抜き、頭頂が天に引かれる意識を持つことで、経絡の通りを良くします。
整息(呼吸の調整)
鼻から静かに吸い、吐く息をやや長めに。下腹に意識を向けることで「腎気」を養い、心の安定に繋がります。朝夕5分ずつでも継続することで効果が現れます。
現代医学との統合的視点
心臓神経症に対するアプローチは、対症療法だけでなく、根本的な体質改善や生活の質向上が重要です。
中医学では「治未病」の観点から、病に至る前のバランス失調に気づき、養生や鍼灸、呼吸法を通じて自律神経を整えることで、薬に頼らない生き方を支援します。
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パニック障害の臨床で使用する経絡・経穴(ツボ)の例:
百会、膻中、天柱、風池、手の三里、足の三里、肝兪、腎兪
その他
豊隆、内庭など。
※市販の「お灸」をする時の参考としても使用できます。
パニック障害の経穴(ツボ)
パニック障害
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関連外部リンク
cardiac neurosis
Dictionary.com
[Cardiac neuroses]
National Institutes of Health (NIH) (.gov)
Cardiac neurosis and psychopathology
National Institutes of Health (NIH) (.gov)